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読書メーターで記録した、読んだ本のまとめ

2021年12月の読書記録 すべての本

12月の読書メーター
読んだ本の数:44
読んだページ数:11703
ナイス数:239

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)感想
受動態にも能動態にも分類されない第三の態である中動態。古代ヨーロッパの諸言語で使われていたが時代とともに受動態と能動態にまとめられた中動態。の話から始まって、言語哲学や自由意志につながっていく。サブタイトルに考古学とあるのに納得の、ロマンたっぷりの内容。
読了日:12月31日 著者:國分功一郎
地球全史――写真が語る46億年の奇跡地球全史――写真が語る46億年の奇跡感想
鮮やかな地質の写真たっぷりで、地球の歴史を感じられる。地球の歴史の歩き方を併せて読みたい
読了日:12月30日 著者: 
戦争の世界史(下) (中公文庫)戦争の世界史(下) (中公文庫)感想
近代以降のヨーロッパが中心。戦争を軸に、政治体制と人民の関係性の変化や、技術の進歩など幅広く歴史を概観している。歴史の教科書と重厚なドキュメンタリーが合体したような読み応えのある本だった。
読了日:12月27日 著者:ウィリアム・H・マクニール
無理ゲー社会 (小学館新書 た 26-2)無理ゲー社会 (小学館新書 た 26-2)感想
リベラルへの強烈な違和感を言語化してくれている。若者の間でリベラルが受け入れられないのは、現状に満足しているからではなく、自由の先に希望が見えないからだと感じた。 ●左派の主張する社会は実力主義の競争社会
読了日:12月22日 著者:橘 玲
最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― (新潮新書)最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― (新潮新書)感想
脳のためにはとにかく運動。運動が大事。少しずつでも運動。 子供向けとのことだが、なぜ新書の形で出したのか謎。
読了日:12月22日 著者:アンデシュ・ハンセン
二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)感想
地球温暖化説を信用しているが、この本の内容にはっきりと反論することができずにいる。後半少し独善的になっている気がするものの、この手の本にしては珍しく説得力があった。じっくり読んで原資料にあたりひとつづつ反論を考えたい。内容の正しさはともかく、自分で資料にあたって考える必要性を伝える良著だと思った。 ●地球温暖化産業革命以降のCO2によるものではない
読了日:12月21日 著者:広瀬 隆
遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書)遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書)感想
遺伝と環境と半々
読了日:12月20日 著者:安藤 寿康
全国ビジュアルガイド 日本の神社 完全名鑑 (廣済堂ベストムック273号)全国ビジュアルガイド 日本の神社 完全名鑑 (廣済堂ベストムック273号)感想
神社は歴史がすごい
読了日:12月19日 著者: 
日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)感想
江戸時代の江戸地域についての話が多いため、なじみの地名が多くて読みやすかった。忠臣蔵がらみの話はロマンたっぷりでとても面白かった。さして昔ではない江戸時代でもまだまだ妄想を膨らませられるんだなと思った。 ●地形をもとに歴史の出来事の必然性を探る
読了日:12月19日 著者:竹村 公太郎
旅鉄BOOKS045 新 青春18きっぷの教科書旅鉄BOOKS045 新 青春18きっぷの教科書感想
がっつり18切符で旅をしたい人に向けた本。
読了日:12月19日 著者: 
日本の銅像 完全名鑑 (廣済堂ベストムック)日本の銅像 完全名鑑 (廣済堂ベストムック)感想
各地の銅像を一覧すると地域性がみられておもしろい
読了日:12月18日 著者:かみゆ
全国ビジュアルガイド 日本の寺 完全名鑑 (廣済堂ベストムック)全国ビジュアルガイド 日本の寺 完全名鑑 (廣済堂ベストムック)感想
名鑑として手元において、時々見返したい一冊だった
読了日:12月17日 著者: 
るるぶ石垣 宮古 竹富島 西表島'20 (るるぶ情報版地域)るるぶ石垣 宮古 竹富島 西表島'20 (るるぶ情報版地域)感想
近いうちに行く予定はないが、見ているだけでワクワクする。
読了日:12月16日 著者: 
全国ビジュアルガイド 日本の仏像巡礼名鑑 (廣済堂ベストムック312号)全国ビジュアルガイド 日本の仏像巡礼名鑑 (廣済堂ベストムック312号)感想
日本各地のお寺をめぐりたい。
読了日:12月15日 著者: 
世界遺産行ってみたい55―地球は美しい。人類は素晴らしい。オールカラー160点の写真で感動の旅。 (小学館文庫)世界遺産行ってみたい55―地球は美しい。人類は素晴らしい。オールカラー160点の写真で感動の旅。 (小学館文庫)感想
オールカラーの写真が旅情を誘う。
読了日:12月14日 著者: 
チョムスキー (岩波現代文庫)チョムスキー (岩波現代文庫)感想
すべての言語にいえる普遍文法を求めたチョムスキーについての解説書。年代物の本だからかところどころ文章が読みにくかった。チョムスキーの政治思想についてはよくわからなかった。 ●チョムスキー解説&批判本
読了日:12月13日 著者:田中 克彦
桜のような僕の恋人 (集英社文庫)桜のような僕の恋人 (集英社文庫)感想
完全に泣かせにきてる本 後半で一気にきた。最初の詩みたいなのと、途中の謎の匂わせは蛇足。
読了日:12月13日 著者:宇山 佳佑
一人で始める短歌入門 (ちくま文庫)一人で始める短歌入門 (ちくま文庫)感想
住まい探しの短歌コンテストからピックアップした作品につて、1ページほどの解説を付けた本。短歌はリズミカルで長さがちょうどいい。くすっとなる短歌が多く、発想一つでこんなに面白いのかと。 ●短歌コンテストの秀作とその解説
読了日:12月12日 著者:枡野 浩一
全国「ご当地キャラ」がよくわかる本 (PHP文庫)全国「ご当地キャラ」がよくわかる本 (PHP文庫)感想
多分2021年に読むべき本ではない。往年のゆるキャラたちが登場し、懐かしい気持ちになった。
読了日:12月11日 著者:株式会社レッカ社
監督論 日本シリーズを制した27人の名将 (廣済堂文庫)監督論 日本シリーズを制した27人の名将 (廣済堂文庫)感想
原監督に始まり、王、長嶋監督で終わる。巨人ファンを意識してるのかな。 監督ごとのポリシーの違いがはっきり分かって面白かった。
読了日:12月11日 著者:永谷 脩
超耐性菌 現代医療が生んだ「死の変異」超耐性菌 現代医療が生んだ「死の変異」感想
耐性菌への抗菌薬開発ドキュメントとのことだったが、治験に入るまでの患者とのやり取りがほとんどで拍子抜け。個々の事例の紹介も尻切れトンボで、耐性菌の怖さを伝えたいのか、薬剤開発の大変さを伝えたいのかよくわからなかった。
読了日:12月10日 著者:マット・マッカーシー
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)感想
超有名なSFの名作ということで読んでみたが、想像と違った。この本はロボットもののSFというよりは、ロボットのふるまいをロボット三原則に照らしてどう矛盾なく説明するかの論理本。
読了日:12月10日 著者:アイザック・アシモフ
常陸国風土記 全訳注 (講談社学術文庫)常陸国風土記 全訳注 (講談社学術文庫)感想
書き下し文、現代語訳、脚注、解説がワンセットになっており、非常に読みやすかった。千年以上前から同じ地名を使っているんだと改めて感じた。 風土記を編纂した由来が初めに書かれておりそれもよかった。 ●常陸国風土記を読む
読了日:12月09日 著者:秋本 吉徳
爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫)爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫)感想
爆笑問題の漫才はいつも面白い。元ネタを知らなくても楽しめる
読了日:12月09日 著者:爆笑問題
ブロックチェーン革命[新版] 分散自律型社会の出現 (日経ビジネス人文庫)ブロックチェーン革命[新版] 分散自律型社会の出現 (日経ビジネス人文庫)感想
ブロックチェーンは何にでも使える。家電とかにまで使うメリットが何なのかはよくわからなかった。 ●ブロックチェーンの解説と将来的な活用の例
読了日:12月08日 著者:野口 悠紀雄
恐怖の環境テロリスト (新潮新書)恐怖の環境テロリスト (新潮新書)感想
シーシェパードらを環境テロリストと呼び、彼らの悪行と思想、戦略を克明に著した一冊。自身の正義を絶対的に信じ、相対する者たちを排除しようとするさまは、国内の左派政党、ひいては民主主義陣営全体に通じるところがある。 ●過激派国際環境団体の実情
読了日:12月07日 著者:佐々木 正明
新装版 劒岳 ―点の記 (文春文庫)新装版 劒岳 ―点の記 (文春文庫)感想
剣岳初登頂を目指した陸軍測量官の物語。映画を先に見てしまったので、どうしても香川照之が浮かんできた。
読了日:12月06日 著者:新田 次郎
グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)感想
殺し屋たちのお話。登場人物がほとんど反社会的な人たちなので、不幸な結末を迎えても苦しくならなかった。 終盤はうまくいきすぎじゃないかなあ
読了日:12月05日 著者:伊坂 幸太郎
入門 考える技術・書く技術【スライド編】入門 考える技術・書く技術【スライド編】感想
ビジネス向けのスライド作成術。 前著とあわせて手元に置いておくとよいか。 ●スライド作成前の論理構築 ●色は使いすぎない ●結論をはじめに見せるか最後に見せるか
読了日:12月05日 著者:山崎 康司
鉱物の人類史鉱物の人類史感想
鉱物をどう利用してきたか、これからどう利用していくべきかについて広い視野で俯瞰した一冊。じっくり読む必要がある。 ●鉱物の利用の歴史 ●人工鉱物の開発 ●鉱山開発と環境問題
読了日:12月05日 著者:サリーム・H・アリ
直伝 賄いめしの知恵 (小学館文庫)直伝 賄いめしの知恵 (小学館文庫)感想
料亭の賄いめし≧気合を入れた家庭料理 賄いめしといえどひと手間も二手間もかけた料理ばかりで、手軽に作れるものではない。
読了日:12月05日 著者:小倉 久米雄
入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法感想
プレゼン、レポートの作り方についてわかりやすい。 ●ピラミッド構造の論理構築 ●書き始める前に論理構築を十分に行う ●相手に応じた伝え方
読了日:12月05日 著者:山崎 康司
極上の調味料を求めて (文春文庫)極上の調味料を求めて (文春文庫)感想
出てきた調味料すべて買ってみたくなった。 スーパーで安い調味料を適当に買うことに罪悪感を覚える。
読了日:12月05日 著者:藤田 千恵子
生物学的文明論 (新潮新書)生物学的文明論 (新潮新書)感想
生物学者が語る人生観。なるほどと思わされることが多い。
読了日:12月04日 著者:本川 達雄
世界遺産太鼓判55 (小学館文庫)世界遺産太鼓判55 (小学館文庫)感想
いろんなところにいってみたいな 写真がいまいち
読了日:12月04日 著者: 
世界遺産極める55 (小学館文庫)世界遺産極める55 (小学館文庫)感想
シリーズ読み。 パラパラとめくって旅行気分に浸るもよし、じっくりと読み行き先を決めるもよし。
読了日:12月04日 著者: 
ぐっちーさんの 政府も日銀も知らない経済復活の条件ぐっちーさんの 政府も日銀も知らない経済復活の条件感想
日本経済を立て直すにはどうすればいいか、熱く語っている。だれかこの人の言うとおりに政策を実行してみてほしい。言うは易し行うは難しだと思う。 ●政府は無能 ●日銀も無能 ●私は正しい
読了日:12月03日 著者:山口正洋
人狼ゲーム (竹書房文庫)人狼ゲーム (竹書房文庫)感想
最後に人狼を推理するところと、最後の最後の数ページがよかった。 リアル人狼ゲームがテーマだが、実際に殺されるという緊迫感やリアリティが伝わってこず、怖さ半減。
読了日:12月03日 著者:川上 亮
B級グルメ大当りガイド (ちくま文庫)B級グルメ大当りガイド (ちくま文庫)感想
おなかがすく
読了日:12月03日 著者:田沢 竜次
似ている動物「見分け方」事典似ている動物「見分け方」事典感想
基本的に一対一で比較されているが、比較対象や比較項目が不満。街で見かけた生き物が見分けられるように、誰か同じテーマで書き直してください。
読了日:12月03日 著者: 
夜の経済学夜の経済学感想
ピンクな分野を経済学的方法で分析している。しっかりとしたデータに基づいて議論しており、説得力があった。痒い所に手が届く解説であり、経済学の入門書にもいいと思う。 ●性風俗についての経済学的考察 ●データに基づく分析 ●経済学の解説
読了日:12月02日 著者:飯田 泰之,荻上 チキ
女王ゲーム (文春文庫)女王ゲーム (文春文庫)感想
中学生向けかな。 面白かった。
読了日:12月02日 著者:木下 半太
経済のトリセツ経済のトリセツ感想
経済学者/経済評論家?のエッセイ集であることを心して読めば、おもしろいと思う。経済についての入門書だと思って読み始めるとあまりにも砕けてて、ある種独善的な言い回しに戸惑う。 ●クルーグマンは正しかった ●ピケティは正しいところもまちがっているところも ●自分は優れた翻訳者である
読了日:12月01日 著者:山形 浩生
温泉で、なぜ人は気持ちよくなるのか―名湯の条件 (講談社プラスアルファ文庫)温泉で、なぜ人は気持ちよくなるのか―名湯の条件 (講談社プラスアルファ文庫)感想
古来からの温泉と人類のかかわりに始まり、温泉の科学的効能や泉質ごとの違いまですっきりとまとまっていた。温泉に入りたくなった。 似たような本を何冊か読んだが、一番わかりやすかった。 ●温泉の歴史 ●温泉の効能 ●名湯の条件
読了日:12月01日 著者:石川 理夫

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