読書のブログ

読書メーターで記録した、読んだ本のまとめ

2024年2月の読書リスト

2月の読書メーター読んだ本の数:37読んだページ数:10684ナイス数:245一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)読了日:02月29日 著者:佐藤 多佳子縄文人は飲んべえだった (朝日文庫)の感想時代を感じる。論理性には欠けるが、古代のロマンは伝…

読書メーター 2024.01 読んだ本まとめリンク

2024年1月の読書まとめ読んだ本:35冊読んだページ:10411ページナイス:357ナイス#読書メーターhttps://bookmeter.com/users/698572/summary/monthly/2024/1

読書メーター 2022年

2022年の読書メーター読んだ本の数:219読んだページ数:54736ナイス数:1323そばもん 1 (ビッグコミックス)の感想蕎麦屋にあった漫画本。面白かった読了日:12月17日 著者:山本 おさむ青空のむこうの感想すごく切ないけど明るいお話。後悔のないように生き…

読書メーター 2023年5月まとめ

5月の読書メーター読んだ本の数:22読んだページ数:6493ナイス数:55系統樹思考の世界 (講談社現代新書)読了日:05月30日 著者:三中 信宏きみはポラリス (新潮文庫)の感想恋愛ものの短編集。きみはポラリスというタイトルの意味が気になる。読了日:05月28…

2022年8月の読書記録

8月の読書メーター読んだ本の数:43読んだページ数:9574ナイス数:390日本の民俗 8 茨城の感想民俗から茨城に根付く思想が分かる読了日:08月28日 著者:最上孝敬,藤田稔退屈の心理学 人生を好転させる退屈学の感想退屈を感じるメカニズムと対処法について…

2022年7月の読書記録

7月の読書メーター読んだ本の数:19読んだページ数:3783ナイス数:35図解 人口減少経済 早わかりの感想タイトル通り。わかりやすく人口減少の現状と問題点が分かった。筆者のせいではないが暗い気持ちになってしまった。読了日:07月31日 著者:奥村 隆一今…

2022年2月に読んだ本

2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1554ナイス数:129オフ・ザ・マップ 世界から隔絶された場所の感想世界にはまだまだ知らないところがあるんだなあ。 GoogleMap見ながら探索すると面白い読了日:02月07日 著者:アラステア・ボネットスマー…

科学を語るとはどういうことか

物理学者と科学哲学者の対談本。物理学者の須藤さんが、科学哲学に対する疑問というか不信感を科学哲学者の伊勢田さんにぶつけ続けている。きつめの批判に対して丁寧に説明を繰り返しており、いままでもやもやしていたところが少しスッキリした。須藤さんが…

2021年おすすめ本No.1 両界曼荼羅 東寺蔵 国宝「伝真言院両界曼荼羅」の世界

2021年に読んだ388冊の中で一番良かったのは、 両界曼荼羅 東寺蔵 国宝「伝真言院両界曼荼羅」の世界 石元泰博 著 bookmeter.com 東寺蔵 伝真言院両界曼荼羅の魅力を余すことなく感じられる一冊。超大型の本で、曼陀羅の全体像や各エリアの拡大写真がたっぷ…

2021年の読書記録 すべての本 年間

2021年の読書メーター読んだ本の数:388読んだページ数:101446ナイス数:1217シルクロード全史 上: 文明と欲望の十字路の感想シルクロードの起源から中世まで。シルクロードと中東を中心に、世界全体の流れが俯瞰できる。キリスト教徒とモンゴルの協調(vsイ…

2021年12月の読書記録 すべての本

12月の読書メーター読んだ本の数:44読んだページ数:11703ナイス数:239中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)の感想受動態にも能動態にも分類されない第三の態である中動態。古代ヨーロッパの諸言語で使われていたが時代とともに受動態…

2021年11月の読書記録 すべての本

11月の読書メーター読んだ本の数:34読んだページ数:7393ナイス数:242死ぬまでに見たい!絶景のシロクマの感想●シロクマかわいい ●シロクマかっこいい ●景色がきれい ○シロクマの写真集。 ★★★☆☆読了日:11月23日 著者: 戦争の世界史(上) (中公文庫)の感想…

2021年10月の読書記録 すべての本

10月の読書メーター読んだ本の数:23読んだページ数:8011ナイス数:112絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできているの感想図書館の仮面読書会という企画で、タイトルがわからない状態で手に取った。化学の歩みを対象物ごとに記した本。章立てが細かく、…

2021年9月の読書記録 まとめ

今月は58冊読んだ。緊急事態宣言に伴い出勤日が減ったため読書の時間が増えた。現状一日平均1.05冊となり一日一冊を突破。このペースであと三か月読んでいきたい。 今月は芸術系の本が多め。kindle unlimitedを契約したため少し本の傾向が変わった。ビジネス…

2021年9月の読書記録 すべての本

9月の読書メーター読んだ本の数:58読んだページ数:14347ナイス数:96なぜ貧しい国はなくならないのか(第2版) 正しい開発戦略を考えるの感想大学の教科書に使えると前書きに書かれており、開発経済学の入門に最適。文章と表やグラフとのバランスがよくてと…

2021年8月の読書記録 まとめ

今月は22冊読んだ。冊数を稼ぐために中谷さんの本を多読したが、それでも31冊には届かず。 見返してみると、薄めの自己啓発やハウツー本が多い気がする。京極夏彦の小説はいずれも面白かった。希少な貝類コレクションも色鮮やかな貝がたくさん載っていて意外…

2021年8月の読書記録 すべての本

8月の読書メーター読んだ本の数:22読んだページ数:6335ナイス数:105夜のかくれんぼ (新潮文庫)の感想粒ぞろいの作品がそろう読了日:08月18日 著者:星 新一The Shell 綺麗で希少な貝類コレクション303の感想きれいな貝の写真がたくさん載っていて、目に…

2020年の読書記録 すべての本 年間

2020年の読書メーター読んだ本の数:105読んだページ数:27238ナイス数:435予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」の感想面白かった読了日:12月20日 著者:ダン アリエリーモチの文化誌―日本人のハレの食生活 (中公新書)の感想…

7月の読書

2019年7月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2940ページナイス数:49ナイス https://bookmeter.com/users/698572/summary/monthly■日本の名著―近代の思想 (中公新書)善の研究日本文化史研究読了日:07月03日 著者:https://bookmeter.com/books…

知ってはいけない

戦後の日米間で交わされた密約を軸に、なぜ日本だけがこんなにアメリカの言いなりになっているのかを考えた本。岸信介を始めとした過去の政治家・官僚たちに怒りと失望を覚える。 中国とアメリカの経済戦争が拡大する中で、日本は世界三位の経済大国として両…

FACTFULNESS ファクトフルネス ハンス・ロスリング

10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 思い込みを排除して世界を正しく見ることで、世界が進歩してきていることがわかる。特に、途上国と考えられている国の多くで、我々が思っているよりもずっと発展している。例えば、子供の予防接種…

伝わる技術

伝わる技術 サッカーの監督が書いた伝え方の本。サッカーの話が主で、選手にどう接したら最も上手く伝えられるのかを書いている。伝えたほうが伝わる場合と伝えないほうが伝わる場合があるというところがこの本の肝である。 伝わる技術 力を引き出すコミュニ…

われ笑う、ゆえにわれあり 土屋賢二

笑う哲学者、土屋賢二の文春文庫1冊目。 われ笑う、ゆえにわれありの感想 東大を卒業し、お茶大で哲学を教えている土屋先生がふざけ倒して書いたユーモアエッセイ集。雑誌などに掲載されたエッセイがまとめられている。とにかく支離滅裂な文章が続き、苦手な…

現代アートとは何か 小崎哲哉

現代アートとは何か ここ数年の間、美術館で現代アートと呼ばれるものを見るたびに、何がいいのか疑問に思っていた。この本を読んで、積年の疑問が解決された。 この本をまとめると、現代アートはもはや美を目指したものではない。現代アートを日本語に訳す…

ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実 望月 優大

ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実 日本の移民の現状と歴史についてよくまとまった一冊。 特定技能による移民の受け入れは、派遣労働者を外国から集めるようなもので、ひどい政策である。また、日本の移民政策は建前と内実がかみ合っておらず、長期的な…

9.11後の現代史 酒井 啓子

講談社現代新書の9.11後の現代史を読了。 21世紀の中東について詳しく、わかりやすく書かれている。なんでこんなに混乱しているのか、どこが混乱しているのかについてよく書かれているが、解決策が書かれていないところを見ると、専門家でも解決策を提案でき…

ホモ・サピエンスの15万年 連続体の人類生態史 古澤拓郎

ホモ・サピエンスの15万年 連続体の人類生態史を読了。 生命科学から文化人類学まで幅広く使って、人類の性質について広く浅くまとめられている。人類も環境に適応して進化した一つの生物種なんだなあと改めて感じた。 第6章「現代の課題」で、人間における…

大不平等 ブランコ・ミラノヴィッチ

表紙の象のイラストが非常に印象的な一冊。 内容は非常に充実していて、現代世界の格差についてしっかりと議論されている。ここ30年を見た時に、先進国の中間層だけ所得が向上していない。中国の台頭や超富裕層の増加など、ニュースで感じることと一致した内…